一.友泉亭公園
(福岡市城南区)
福岡藩六代藩主、黒田継高の別邸屋敷として造営されたものが、現在の友泉亭公園(ゆうせんていこうえん)です。
池泉回遊式の純日本式庭園として江戸時代中期、宝暦四年に建てられました。礎石や灯篭、シイ、マキ、キンモクセイ、ツバキなどの古木、
大木のパワーストーン、パワーツリーが残っています。現在整備された回廊を持つ17.5畳の大広間から庭園を眺めると静寂な空間の広がりに
7千本もの樹木と水辺のパワーを感じ取ることができます。
友泉亭とは、久世通夏が詠んだ「世にたへぬ あつさもしらずわき出る 泉を友と むすぶいほりを」という歌からとられています。
園内には黒田氏にゆかりの名がつけられている「如水庵」と「章山庵」の二つの茶室があり、庭園の金木犀は樹齢300年以上の古木で著名です。
しばし都心のざわめきを忘れさせて、歴史に思いをはせさせてくれるパワースポットです。