鎌倉時代、元寇（文永・弘安の役）に際し防塁が当時の海岸沿いに築造され、弘安 - 正安年間には警固番役が置かれて防塁の維持を担いました。 鷲尾山（現在の愛宕山）には鎮西探題が城（姪浜城、探題館）を築き、祖国防衛の最前線となりました。 見事、元軍から日本を守りきったパワースポットです。現在の愛宕山には「愛宕神社」が縁結びの神様としてパワーを引き継いでいます。

長崎方面からの唐津街道として福岡に入る要路にあたり姪の浜は宿場町として大いに栄えました。

神功皇后が三韓遠征の際、この浜より出発され凱旋帰国された海岸で、濡れた女性の衣(あこめが)を干されたことより、 「あこめが浜」と呼ばれていました。それが転化して姪浜と呼ばれるようになったとの言伝えがあります。