明治元年、福岡藩主の黒田長知公をはじめ、県内の旧藩主等が明治維新で国難に殉じた人々を顕彰するため、招魂社を設立し、 祭祀をおこなったのが始まりです。

福岡市街地の中心に位置し、境内には隣接する大濠公園・舞鶴公園と共に、約46,000ヘクタールもの緑が残る都心の緑地となっています。

福岡県出身者で初めて総理大臣になった人物です。
天神三丁目の細い路地に「廣田弘毅先生生誕之地」と書かれた石碑が建っていますが、 弘毅はこの地で、働き者の石工・広田徳平とタケとの間に長男として生まれました。
この石碑は、出光石油の創業者・出光佐三氏の揮毫によるものです。広田弘毅もまた、昭和殉難者として靖国神社に合祀されています。

1921年(大正10年)11月9日高等学校令(第二次高等学校令、第432号)により、福岡高等学校が設立されます。
卒業生には、楢崎弥之助(元衆議院議員)や亀井光(元福岡県知事)など多数の政治家や、経済、学術などで活躍する、 幅広い有名人を輩出しています。
写真は、創立80周年を記念して2002年に建てられた福高跡碑です。
右側面には第1回文甲卒の河合正武氏作による「夕日さす　あゝ玄海の　像のかげ　何を語るや　主なき庭に」の歌が刻まれています。