IN Nagaoka  ベルメゾン長丘エミネンス

綾・心つないで共に歩む

作者

池松 一隆

この彫刻があるマンション

マンション外観

ベルメゾン長丘エミネンス

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〒815-0075 福岡県福岡市南区長丘5丁目8-18

興宗禅寺

一.興宗禅寺

興宗禅寺の境内には、赤穂浪士の討ち入りで有名な、東京高輪泉岳寺にある四十七士の墓を模した四十七士の墓があります。
これは昭和10年に篤志家木原善太郎氏が私財を投じ、泉岳寺の墳墓を模して、配列はおろか地形から 玉垣まで同じように建立したものです。
毎年12月14日の討ち入り決行の日に祭典を行っています。
当日は、墓前で献茶、本堂で冥福を祈る祭典法要、筑前琵琶の演奏・講談があり、 境内では陽流抱え大筒という砲術や地元サークルによる舞踏などが披露されます。

穴観音

二.穴観音

寺塚穴観音古墳の墳丘の推定直径は約20m。主体部は南向きに開口する複室構造の横穴式石室で、古墳時代後期(6世紀)のものになります。
石室には巨岩を用い、福岡市内屈指の巨石墳で、石室奥壁の正面には阿弥陀、その左右には観音、勢至両菩薩が浮彫りにしてあります。
作者・製作時期は不明ですが、その形態から一般に穴観音と呼ばれて信仰されてきました。
民家を離れ閑寂の地であったため、参詣人が多く、また地形上の利点を生かして明治10年3月19日、 この穴の中で西南戦争への加担が旧藩士武部小四郎等によって謀議されました。

石柱

三.石柱

鹿助公園にある約30~60センチの石柱は、陸軍の土地と民有地を分けていた『境界石』です。
戦前までは旧陸軍福岡二十四連隊の練兵場が存在し、塹壕(ざんごう)掘りの演習をしていました。
練兵場だった土地は戦後、日本住宅公団(現在の都市再生機構・UR)が開発を手掛け、巨大な長住団地に姿を変えています。
数少ない名残と言える境界石は、長住地区一帯に点在しているようです。